浄水器は水道水を浄化させる道具のことです。一方のウォーターサーバーは浄化されたきれいで安全で、美味しい水を提供することを目的とした道具のことで、ここに両者を比較した際の違いがあります。つまり浄水器の場合は、水道水をそのまま利用することができるわけですが、ウォーターサーバーの場合は水を注文する必要があります。この違いは両者を利用する時に発生する料金の違いにもつながってきます。
浄水器の場合、たとえば蛇口直結型と呼ばれるタイプの、蛇口に直接、付けることができるものを利用したとします。この場合、発生する料金はそれそのものの価格と水道をひねって利用した水に対する料金のみで済みます。これと比較するとウォーターサーバーは、サーバー料金は勿論のこと、そこにセットする水にも料金が発生します。詳細はウォーターサーバーの会社によって異なりますが、会社によっては月ごとに注文する水の量にノルマが決まっているところもあるため、そのような場合には水の料金だけで結構な金額になってしまう可能性もあります。
その点、利用した水量分の料金しか支払わなくていいと言うのは浄水器のメリットです。更に浄水の場合は、基本的には購入したら即、利用可能です。一部、アンダーシンク型など工事が必要になるタイプの物もありますが、これも取り付けが終了したらその時から利用可能です。比較してウォーターサーバーの場合は、そこにセットする水がなければ利用できないと言うデメリットがあります。
加えて水もその都度、注文しなければならないことも多いので、その点も大きな違いとして挙げられます。